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何度かの呼びかけで、うっすら目を開けたハチ
しかしその眼は朦朧としたままだ
医師は、目を開けたままにするように要請する。
「絶対に眠らせてはいけない」とのことで必死でハチに眠らない様に呼び掛ける
絶対に目を閉じるな!と必死に叫ぶ
何とか眠りこまずに救急病棟に辿りついたが、いつ家族をアメリカに呼びよせるか
もしもの事が有っては、、、との思いが巡る
病院に着くと朦朧としていたハチの意識がやっと戻りかけた様だ。
「何をしよるん?これは?」と点滴・検査チューブを不審そうに触る。
危険な状態と聞いていた私は、ハチに動かない様に注意をする。
診療室での検査で、2時間後にハチが単なる酔っ払いと判明する。
遅れた病院に着いて来たイクは、救急医療室の外で待っていたが、姿が見えない。
イクはイクで、泥酔状態で眠っている処を起こされて、深夜の人気の無い広大な病棟でトイレに行った後で迷い、迷路の様になった病院内を夢遊病者の様にさ迷っていたらしい。
途中で夢か現実か訳が分からなくなったらしい。
不審者として逮捕されなくて良かった。
深夜の午前3時半、ハチもようやく眼を覚まし退院許可が出る。
12万円程の救急車・緊急医療費(酔っ払い代)を支払い病院を後にする。
数時間後のハチの運転が心配だが、予定通りに翌日のサンタ・バーバラでのゴルフに向かう事に決定。
大パニックの後でのゴルフツアーの開始である。