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11 Sゴルフ倶楽部 ツアー最終章

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「下関ゴルフ倶楽部」


下関からゴルフ場迄は、信号なしの整備された一本道

流石に歴代総理を輩出する長州藩、田舎道にも拘わらず道路は全て舗装されている。

カ―ナビを気にすることなく関門海峡からスムーズに30分程で下関ゴルフ倶楽部に到着。

年月を積み重ねた木々が我々を迎える。

素朴、質素にして重厚感が漂うゴルフ場

これが歴史の重み、風格であろう。

金に糸目を付けずに造った絢爛豪華な九州ゴルフ倶楽部、トランプゴルフ

クラブとは対極の質素剛健、自然を生かした格調高いゴルフ場。

他の歴史ある名門ゴルフ場と同じく飾り気の無いロッカールーム、

只、ロッカー室内に松の木が有り、天井を貫いているのには驚きだ。

メンテナンスが大変だろうが、如何に木々を大事にしているかが、肌で感じられる。
イメージ 1


時代を象徴する歴史ある建物の保存

それは、先人への尊敬、偉業への賛歌である。

年代を重ねたゴルフコースも同じだ。


重厚な歴史の雰囲気に浸りながらコースに向かうと、

多くの鳥が平然と佇んでいる。

鯉や亀も悠然と池を泳いでいる。

サンタバーバラの景色に通じる厳かさ

ゴルフの聖地に来た思いである。

中部銀次郎もこの聖地で修行を積んで居たので、

何処のゴルフ場でプレーをしても動じず、恐れを感じなかった事であろう。

プロを破って優勝をした意味合いも感じ取れる。


本日はインコースは誰もプレーをしていない、との事でインコース・
スタートにする。

前も後ろも居ないコース貸切状態、何と言う贅沢ゴルフであろう!

イメージ 2

キャディは、キャリア数年の若手の○田○美さん

カ―トを押しながらのテキパキとした素早い動き、


ミスショットしたボールの在り処を的確に捉えてくれる。

ラフに打ち込んでもロストボールの心配が全くない。

残り150ヤード、ラフでフライアーも有るから9番アイアンかな、、、と思っていると9番アイアンを黙って差し出してくれる。

以心伝心とは、このことか!

イメージ 4


数年のキャディ暦だが、タイミングを見計らって各自のショット写真も進んで撮ってくれる。

ホスピタリティーも完璧だ。


イメージ 3


プレー終了後に

「○美さんのお陰で楽しくプレーを出来ました」とお礼を言うと

「私も今日一日、とても楽しく一緒に回らせて頂きました。」と笑顔での
返答。

スコアーは忘れたが、彼女の笑顔と名前は忘れない。


昼食のメニューにはクジラ御膳があった。

流石は近代捕鯨の発祥地、下関。

連日の豪華料理に、少し食を控えようと長崎皿うどんにするも

ハチ、イクの注文したクジラ御膳のクジラベーコン、刺身、竜田揚げの

お裾分けを頂く。

名所で食べる名物料理は有難味が倍増だ。

捕鯨反対!には反対である。


プレー終了後、中部銀次郎の父、創設者中部利三郎の前で記念撮影

ゴルフ場の方々に感謝の挨拶


便を一便早めて午後9時には自宅に到着

書棚の中部銀次郎著「分かったと思うな!」の書籍に目が行く。


初心に帰り、再びUSA・若松・下関に挑戦しろ、と言う事であろう。



<USA・JAPANツアー無事終了>



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